ぷよ魔導書籍
□魔導ロワイヤル 前編
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平和な日常。
別に嫌いというわけではないのだが、
なんか退屈だ。
はぁ〜…
頬杖を作り、城の窓から空を眺めているワタシ、サタンはわざとらしいため息をついた。
近頃はアルルとカーバンクルちゃん(もちろんルルーへの配慮も忘れず彼女も呼んでいるぞ)を誘っては、カレーを食べたりするのも同じことの繰り返しでなんかワンパターンなのだ。
ピーン!
その時、実際に音がしたかは別としてワタシはあることを思いついた。
「これだぁーーーーー!!」
ガターン!!
歓喜の叫びとともにワタシは座っていた椅子から勢いよく腰を上げ、両手でガッツポーズを作った。
「待っていろアルルよ!この企画で今度こそお前の心はワタシに傾くのだ!ハーッハッハッハッハッハーーー!!」
〜魔導ロワイヤル〜