のべる
□最強!?Chu学生!
1ページ/2ページ
全国大会が終わったと思いきや、今年はU-17選抜候補の合宿に中学生が収集されることになった。
当然、彼も選ばれていた。
〜最強!?Chu学生!〜
「…にしても不二クン、また一段と別嬪になったとちゃう?」
「…それはどうも。」
「いや〜ホンマ久しぶりやな。会いたかったんやで?」
「そんな大袈裟だよ。よくメールしたり、たまに電話だってしてるんだから。」
少し毒の含んだ言い方になってしまうのは皆の前だから。
それなのに白石ときたら、会えて嬉しいわーやら、相変わらず可愛エエなぁなど言ってくる。しかもやたらと頭を撫でながら。
正直ものすっっごく恥ずかしい。
「同じチームなんてな…夢のようやわ。」
「うん…そうだね。」
いきなり真面目な顔になったから、ついドキッとして見とれてしまった。
見とれてるうちにガバッと、白石が抱き着いてきた。
「ちょ、白石!何して…」
「こんくらい許してぇな。ずーっと我慢してたんやで?」
周りから、「に゙ゃ!!ふ、不二!?」「四天宝寺の部長さんもやるっスね〜」というクラブメートの声や、「いやんvV蔵リンだ・い・た・ん(ハート)」「青春ばいね。」という声まで聞こえて余計恥ずかしい。