のべる
□アイ部屋
1ページ/1ページ
「不二クンを俺にください!」
「……は?」
〜アイ部屋〜
白石の発言に手塚はらしかぬ声をあげてしまった。
「不二クンと相部屋になりたいねん。やから、不二クンを謙也と交代させてくれへん?」
この合宿は最新の設備が揃った所だ。部屋も大部屋ではなく、きちんとしたベッドがある二人部屋だ。
「相部屋やったら、おはようからおやすみまでずっと一緒やろ?ちゅーことは不二クンのあんな顔や、こんな顔や、そんな顔まで見放題…んんー、エクスタシー!」
「断る」
妄想に浸っていた白石を手塚が一刀両断。
「な、なんでや!?」
「合宿で、ましてや中学生の身分でそのようなことは規律違反だ!」
「アカン!不二クンとがエエ!謙也なんかと一緒なんて絶対イヤヤ!!」
「白石!グランド百周だ」
「走ったら不二クンと相部屋にしてくれるん!?」
「手塚ってば、こんなとこでも走らせてる…」
「規律とかグランドとかツッコミ満載なんはエエとして、俺の人権はどこやっちゅー話や」
FIN
ペアプリ読んだら、大部屋っぽいですけどね。あの合宿;;