戦争の恋歌

□登場人物
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 第一弾・漆黒の瞬間〜8月6日の悲劇〜

父と共に労働力として強制的に日本へ連行され、国だけでなく言葉と名前まで奪われた少年・貞男。
日本に来てから辛い思いの日々が続いていたが、庄屋の娘・牧子と出会う。
彼女の優しい人柄に心を寄せるが、重々しい不吉な足音が刻一刻と迫る・・・

 河野 貞男
主人公。本名はハ・ジョンファン(河 貞桓)。15歳。
朝鮮から父親と共に日本へ連れて来られた少年。
少年飛行兵に志願し、汽車で戦場へ向かう途中で被爆する。
現代まで生き、村の子供達に人種差別の辛さと原爆の恐ろしさを伝える。

 香川 牧子
ヒロイン。母と妹と問屋を営む。17歳の女子高等師範学校2年生。
兄2人は戦争(長男はフィリピン、次男は特攻隊として)で命を落とし、父の消息は不明。
8月6日朝8時15分、貞男を送った後の登校中に目映い光を受け・・・


***

このお話は中3の頃から構想が出来上がっていました。
話の流れはあまり変えていません。
人物の名前を忘れてしまったので、最近考えて出来た名前を使用しています。
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