高潔な氷晶と病みし双色

□高潔な氷晶と病みし双色
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「あなた達っ!!なんて事をっ!!!」



金切り声をあげる女教師。



その顔は酷く青ざめていた。



遅れて男性教師達がやって来た。



絶句したり、怒鳴ったり、青ざめたり、どこかに電話を掛けたり、どこかに駆け出していく教師達。



「先生悪いのはアイツ等だよ...。アイツ等が鎖夜に怪我させたりするからいけないんだ...。」



遠くから救急車のサイレンの音が聞こえて来た。



救急車が校内に入って来て、白い服を着た人が少年達や鎖夜に近寄って来た。



『さよなら、星哉...愛してくれてありがとう。』



鎖夜の言葉に星哉は立ち尽くした。



間もなく鎖夜は救急車に乗り込み、意識を失った。



....そこで目が覚めた。



鎖夜の目の前には広げられた教科書とノート。



どうやら私は授業中眠ってしまったらしい。



ノートに書かれたミミズのような線。









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