ネタ帳
□九尾の娘
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夜明け頃、気が付けば周りの木々は薙ぎ倒され、まるで戦争でもあったかのようだった
『父さん...?父さんっ!!』
零は辺りを見回す
『ふぅっ...ふぇ〜ん...父さん...何処に居るのぉ〜?ううー...ヒック...ひとりは...やだよぉーっ!!』
零は泣き叫ぶ
泣いてもいつも一緒にいた兄は帰ってこない
必ず助けてくれる父も消えてしまった
『ううっ...ずっと一緒にいてくれるって...ヒックッ...約束したじゃん...。うぇぇえん...』
零は1日中泣いた
そして泣き疲れ、寝てしまった
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