ネタ帳

□九尾の娘
1ページ/2ページ











夜明け頃、気が付けば周りの木々は薙ぎ倒され、まるで戦争でもあったかのようだった



『父さん...?父さんっ!!』



零は辺りを見回す



『ふぅっ...ふぇ〜ん...父さん...何処に居るのぉ〜?ううー...ヒック...ひとりは...やだよぉーっ!!』



零は泣き叫ぶ


泣いてもいつも一緒にいた兄は帰ってこない


必ず助けてくれる父も消えてしまった



『ううっ...ずっと一緒にいてくれるって...ヒックッ...約束したじゃん...。うぇぇえん...』



零は1日中泣いた


そして泣き疲れ、寝てしまった











.
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ