ネタ帳

□九尾の娘
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それから何年が経ったのだろうか


空に雲一つない満月の夜、木の葉に一つの小さな影が降り立った



『帰って来たよ...』



零は再び木の葉に戻ってきた


零は少し古い灰色の布を巻いていた


その姿は昔と変わっていなかった


長い金色の髪も、深紅の瞳も、何も....



『懐かしいなぁ...』



すると零の背後に左目を額宛で隠し、口元をマスクで覆った銀髪の忍が現れた


忍は零の首にクナイを添えた



『!』



「見たところ、忍ってワケじゃなさそうだね...。君は何者なの?」



『あ...ぅ...』



「んー、それじゃわかんないなー...」



『わぁぁぁん...』



零は泣き出してしまった



「!?」



零が泣く事は予想外だったのか、男は少々困る


こんなところを見られたら、間違いなく彼が悪人に見えてしまうだろう


まぁ見た目からして怪しいのだが...。











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