ネタ帳

□九尾の娘
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「失礼します」



零はカカシの後ろに隠れながら部屋に入った



「報告書を届けに参りました」



「ご苦労...して、その子供は...?」



「はい、この子は森で見つけたんですが...」



零はカカシの後ろから引っ付いて離れない



「そのままでよい...。カカシ、その子をどうするつもりじゃ?」



「どうするって言われましても...」



「その子は九尾の子供じゃ...」



「!」



零は不安そうにカカシを見上げる



「連れて来てしまったならばしょうがない...。お主が責任持って面倒見るしかあるまい...」



「この子を、零をこの里に置いていいって言う事ですか...?」



カカシは己の耳を疑ったのか、再び聞く



「二度も言わせるでない...」



里の長は溜め息混じりに言い、少し冷めたお茶を飲む









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