another恋愛ゲーム

□恋愛ゲーム
2ページ/2ページ







「風介も雪樺ちゃんが好きらしいね。」



知ってた?とヒロトは言葉を続けた。



『勿論よ。風介は親友だもの。』



雪樺ちゃんは口元に手をあてて笑った。



そういう仕草も可愛いなんて思ってしまう。



「本人の前でも風介って呼んでるの?」



俺は呼んでくれないのに?



協力者よりも親友のほうが大事なの?



『何?妬いてるの?』



にやにやと試すような笑み。



「俺、やっぱり雪樺ちゃんが好きだよ。例え利用されようと、晴矢とイチャイチャしてるのを見せ付けられても諦められない。」



気付いていた。



自分が晴矢を好きだとアピールさせることによって、俺を諦めさせようとしてる事くらい。



でも、それでも好きなんだ。



「雪樺ちゃんとなら...毎日セックスできる。」



『そんな自信いらんわ!』









呼び方



(子供は何人欲しい?)


(やめろ、これ以上お前みたいな変態を増やしたくない!)








.
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ