高潔な氷晶と病みし双色

□高潔な氷晶と病みし双色
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それから鎖夜と少年星哉は付き合う...と言うには恋人らしくない付き合いをしていた。



恋人同士でも手を繋ぐ事はおろか話す事すらなかった。



いや、事実鎖夜は星哉を愛してはいなかった。



だが好いてはいた。



人間として...。



鎖夜は星哉に言っておいたのだ。



付き合う条件として...。



付き合っている事は誰にも知られてはいけない事。



学校では必要最低しか関わってはいけない。



私が酷い事されてても助けてはいけない。



この3つを破った場合、私は星哉と別れる。



そんな条件を出したのにも関わらず、星哉は了承した。









口約束など生ぬるい、血判でもまだ足りぬ



(吐きそうなほど嫌悪して、)


(引き攣る笑みで好きだと言った。)














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