短い文章
□恋は庶民の病気
1ページ/2ページ
円堂(←)豪炎寺+風丸
円堂君出ません
豪炎寺が風丸に相談する話
「俺は...病気かもしれない...。」
豪炎寺は唐突に口を開いた。
「...へぇ。」
興味なさ気に言葉を返す風丸。
「円堂を見てると胸がドキドキしたり、他の奴と話してたりするのを見ると苛々するんだ。円堂の事考えると夜も寝られないんだ。」
「それって...、」
恋なんじゃ?と続ける前に豪炎寺は口を開いた。
「シャルコー・ウィルブラント症候群だろうか...。」
豪炎寺は眉を顰め、難しそうな顔をした。
「シャル...なんだそれは?」
医者の息子の言う事は難しくて分からん。
風丸は自分の方が知識があると言われいる様で腹が立った。
「お前がそんなリッチな病気にかかるとは思わないな...。お前は庶民の病気で充分だろ?」
.