短い文章

□恋は庶民の病気
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円堂(←)豪炎寺+風丸


円堂君出ません

豪炎寺が風丸に相談する話









「俺は...病気かもしれない...。」



豪炎寺は唐突に口を開いた。



「...へぇ。」



興味なさ気に言葉を返す風丸。



「円堂を見てると胸がドキドキしたり、他の奴と話してたりするのを見ると苛々するんだ。円堂の事考えると夜も寝られないんだ。」



「それって...、」



恋なんじゃ?と続ける前に豪炎寺は口を開いた。



「シャルコー・ウィルブラント症候群だろうか...。」



豪炎寺は眉を顰め、難しそうな顔をした。



「シャル...なんだそれは?」



医者の息子の言う事は難しくて分からん。



風丸は自分の方が知識があると言われいる様で腹が立った。



「お前がそんなリッチな病気にかかるとは思わないな...。お前は庶民の病気で充分だろ?」










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