BOYandGIRL
□girl?
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― 私が可愛いと思ったコは…
― 男のコでした
バタッ
「! 誰か倒れたぞー!!」
鼻血多量で女子高生一名
意識不明。
================-----……
「はぁっ???!
鼻血で倒れたぁ?!」
鈴音高校保健室
騒いでるのは二年女子生徒
『…うん、何で知っ―
バコッ
ったぁっ??!!!』
黒髪の女生徒にいきなりチョップが降ってきた
「アホかお前は!!!!」
『ぇ……』
--藤城 莉麻<ﾌｼﾞｼﾛﾘﾏ>
鈴音高校ﾌｧｯｼｮﾝ科二年
所属
「あのねぇ、あたしらﾌｧｯｼｮﾝ科にとって秋のﾌｧｯｼｮﾝｼｮｰはﾌﾟﾗｲﾄﾞと名誉のﾌｧｯｼｮﾝｼｮｰよ!」
--東間 和希<ﾄｳﾏｶｽﾞｷ>
鈴音高校ﾌｧｯｼｮﾝ科二年所属
「ただでさえモデルが少ないの!!!
とっととその可愛ーコ連れてきなさい!!!」
『や でも ｶｽﾞｷちゃん―』
「―あﾞぃ?」
振り返った鬼の形相に声を飲み込んだ
『あ―や、何でも無いっす､(怖っ…男のコなんて死んでも言えない…)』
―鈴音高校ﾌｧｯｼｮﾝｼｮｰ―
学校対抗のﾌｧｯｼｮﾝｼｮｰで
秋と冬に行われる。
秋のﾌｧｯｼｮﾝｼｮｰは各学校の制服をアレンジしたものて、結構有名なデザイナーとかも来たりして
大切な行事なのだ。
===========-----……
『……連れてきなさいって…』
『(よりによって名門の東邦高校じゃん…
無理だよー……
……泣きたいや…)』
『にしても…』
莉麻は辺りを見回した
『(東邦って可愛ーコおおいなぁ…最近のｽﾃｷ女子は勉強もできるのかぁ―)』
「いやだから違うって!!
ｵﾚはｱｲﾂの為に―」
『―？
ケンカ？』
『でも結局伝わってないじゃん』
『―っ!!!』
バタッ
『―?』
鼻血多量にて
女子高生一名意識ｽﾚｽﾚ。