神と世界

□じゅうよん
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title:鍵、見っけ!





刃物を振りかざす人影。


そして、振りかざされた手は私に向かって勢いよく下ろされた。











な〜んて真面目そうに実況してみたけどシリアスは私に向かない。


鏡の中の影は確かに刃物を私に向かって振り下ろしたけど当然何の怪我もないし。




「で、鍵はどこだろう?」



いい加減鏡の中の影にも飽きてきた。


仕方がないので私は一度鏡から離れ、部屋を再び探索してみた。




で、結果は。



「何にもなかったぞバカー!!」



当然のごとく何にもないしドアも開かない。



「もう何なのこの部屋!」



いい加減疲れてきたよ〜。


と思いながらもう一度、もう一度だけ鏡の前に立つ。



すると鏡の中の風景が勝手に変わっていった。

といってもこの部屋なんだけど。


風景は入ってきたドアから始まり、鏡そして壁へと変わっていった。



そして壁の一部が動き、その中には・・・。



「鍵!?」



私は走って壁へと向かう。


そして鏡の通りの場所を動かし、その先には。



「見っけ♪」




(あ〜、長かった・・・)
(でもあの鏡、どういう仕組みなんだろ?)
(まあいっか。次行こう次!)

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