王子様との秘密

□秘密の学園入国!?
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「えぇぇぇぇぇ!!??」

「あ〜やっぱりそうゆうリアクションだよね・・・」

(そりゃあ姉ちゃんでもそうなるよね)

「あんた馬鹿じゃないの!?そんなお金どうしろってゆうのよ!!私がモデルやってたってそんな学校行ってたらすぐなくなっちゃうじゃない!!」

「それが・・お金全部向こうが持ってくれるんだって」

「うそ・・・」

「ほんとだって!!そりゃあ最初は俺も断ったけど、先生がお金も持ってくれるしお前が行く高校決めてないんだったら行ったらどうだっていったから・・・」

本当は俺だって不安で母さんにもなんて言われるか分からないけどいまさら断れるかどうかも分からないし・・先生大喜びで電話しただろうし・・・。

「「はぁ〜」」

俺も姉ちゃんもため息が出るよ・・・。
そんな時、バン!!大きな音が鳴った。

「ただいま!!」

「あ、お帰り美咲那遅かったわね二時に帰ってくる予定だったのに」

「べ、別に私がわがまま言ったからそこまで送ってもらったとかそんなんじゃないんだからね!!」

(あ〜そうなんだ〜ラブラブだね〜)

うん。でもこいつもめんどくさいよ。
かなりツンデレだし、こいつの彼氏どんだけもの好きなんだよ。

「それよりお母さんは?」

「買い物だってもうすぐ戻ってくるだろ?」

「そうなんだ・・・」

「なんかあったの?」

こいつが母さんのこと呼びたいなんてどうしたんだろ・・・

「ま、俺も母さんに用事あるんだけど」

「ああ!!いけない私これからデートだった!」

(忘れてたのかよかわいそうな彼氏)

「じゃあ行ってくるからね!!」

「ん、わかった」

「あ!私今日はもう帰ってこないから!美咲那彼氏大切にすんのよ!」

「お姉ちゃんもね」

(あ〜それ俺も思う!!)

なんて言ったら姉ちゃんに殺されそうだし彼氏待たせるのもかわいそうだから言わないけど。

ばたん・・・。

やっと五月蠅いのがいなくなった・・・。

「ただいまぁ〜」

「あ!母さんおかえり」

「それより美咲君高校決めたの?」

「あ、それがさ桜木ヶ丘高校から推薦受けちゃった・・・」

「あらあら〜うちにはそんなお金ないのにね、うれしいんだけど」

やっぱりそう言ったけどいつもどおり反応薄いな・・母さん・・・。

「お金とか全部出してくれるって」

「そうなの〜美咲君行きたい?」

「うん・・・まぁ」

ほんとは行きたくないけどまぁしょうがないか・・・。
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