キリリク小説
□Sweet Drops
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SweetDrops
雲水の朝は早い。
朝練の前に自主トレ、ランニングを毎日日課としているから。
今日は日曜だがそれはかわりなく。
「ふぅ…」
雲水は全てを終わらせ部屋に汗を流す為シャワーを浴びてから寮の部屋へと戻った。
いつものように扉を開けて一人の部屋。
「?あれ…」
かと思えば阿含が居たから扉を閉めたと同時、足が止まって驚く。
「まったく…いきなり帰ってくるな」
阿含は雲水の方のベッドで寝ているようで仰向けに居た。
朝帰りもいい加減にして欲しいものだと雲水は思うが、実際はちゃんと帰ってきていて嬉しいと思ってしまう。
「阿含」
「んー…なぁんだよ…やっと戻ったのかよ。」
「…それはこっちの台詞だ。」
☆