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□拍手御礼小説1「姫川と神崎」
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何かずっとゲームさせられてる。
目的なんだっけか…?
よくわかんねぇ、けど。
いや、解ってはいる。
ただ、今すげぇ眠くて
考えがまとまんねー…、
つーか。
「……」
ゲームで人探しとかいつの間にかな展開。
まぁ、そんな理由で姫川の借家だというマンションで只今滞在中。
ゲームフロアと称された階層に主にいる。
といっても、一人一室とかあり得なくて一つの部屋で他の奴らといるわけだが。
神崎は、交代したばかりで眠かった。
実際、ゲームとか眠気に比べたらどうでもよくて、ダレる。
「ふぁ…オレ、トイレ行ってくるわ」
無造作に腹を掻きながら城山達に告げれば神崎は部屋を出てトイレの方へ廊下を歩いて向かう。
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