銀魂 長編

□第二冊目 銀時くんのヅラ観察日記。
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 カツラの嫁入り




やぁ、久しぶりに銀さんだよ(・w・)

銀桂好きの皆様!
ついに日記も二冊目突入いたしましたァァ!

え?早くないか、って?
あぁ、それはですね、ノート1Pにつき、
10文字程度しか書いていないからだよ。

え?もったいない、って?
あぁ、大丈夫です。
文字の下には銀さんの愛ある絵(ヘタクソ)が書いてあるんで。
何の問題もないです。

銀さんは弱いものの見方なんで。
エコヒーローなんで・・。
地球を愛してますんで。
いや、ヅラへの愛には勝りませんけどね。
むしろ勝るものはありませぬ。

俺ン中ではヅラがNo1ですから。
もうお分かりになっているでしょうがね、えぇ。


今日はですね、ヅラが万事屋へと足と愛を運んできてくれました。
え?ウマくないって?はい、予想通りですとも。





「今日は皆に料理を作ってやりたいと思った次第でな。
何か予定はあるか?」

「無いでーっす!!!」

「それはよかった」

ヅラの・・・エプロンンンン!!!
柄(エリザベス)はこの際無視して・・・。
あぁ、目が幸せだァ〜。
脳も幸せだァ〜〜〜〜。

「「幸せなのはオメーの脳内だろ」」

ん?今なんか、ハモり的なの、聞こえた。
目の前には久しぶりに見た、神楽とメガネがいた。

「あ、なんだ、君たちいたの。」

「今なんつったァ!?殺すぞクソ天パァァ!」

「何ですかメガネって!酷いでしょ!」

「いや〜俺ァてっきり、このシリーズには銀さんとヅラしか出てこないかと・・・。
あ、でも幾松さん出てたよね?
でも君たちいなかったよね?」

「ヅラァ、コイツ料理しちゃってヨー!」

ゴフッ。
な、なんつー怪力だっつうの。

「まぁまぁ、リーダーそう言うな。
ホラ、出来たぞ」

ヅラの料理・・・
コイツ不器用だからなァ、カワイイことに。
大丈夫かよ・・・
ま、ヅラの愛なら、いくらでも食べれますけどね。
ピー も飲んじゃった仲ですから☆

「ねっ、ヅラ☆」
「何がだ?」

ヅラの料理が机の上に置かれる。
クレープだった。
焼き目もきれいで飾りつけ(エリザベス)・・はこの際無視で。
なんか、プロが作ったみたいだ。

「不器用なクセによォ、どうやって作ったわけですか。」

「貴様らのためにここ最近ずっとクレープ作りに励んでいたのだ。」

る・・・涙腺がァ・・・
ヅ、ヅラが、俺のためにィ・・・

「言っとくけどオメーのためじゃねーからな。
ワタシのためアル」

「あぁん!?俺のために決まってらァー」

「銀さんキャラ違いますから・・」

キャラなんかとっくの昔に捨ててるっつうの。
だって ピー とかしちゃってますもん☆

「ねっ、こたろー☆」
「だから何がだ。」

キャー「こたろー」とか呼んじゃったー!!
少し顔が赤くなってんの、バレバレですよ桂さん・・・!
切り札は「こたろー」で。


「ほら、食べてみてくれ。うまかったら良いのだが・・・」

ヅラが切ない顔してる。
よし、たとえダークマターよりまずかったとしても、笑顔笑顔(^^)

パク。

「う、うめ・・」

こ、これは・・・俺好みの甘さ。
だけどそこまで甘ったるくもなく、糖尿にも優しい・・・

そう、一言で言えば、愛。
愛ですね、愛。ウンウン。

「だからキャラ違うっつってんでしょーがァァァァッ」

「グバァッ」







ヅラ・・・早く俺の嫁になってくんね・・・?
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