青の祓魔師
長編名前変換機
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□HOTEL SAINT
「…ララさんしっかりしてください」
ダンはララを抱えて寮へと戻る
「んにゃ〜ダン、ダンっ！ダダンっ！！」
「人の名前で遊ばないでください」
老人に背負われるなんて…高齢者への冒涜だ…
ダンは老人の姿のまま、帰り路を急いだ
□鳴いた泣いた黒い猫
(やっぱり燐には敵わないなぁ…)
ララは何も出来なかった後悔と燐への尊敬が残った
クロはそのまま彼の使い魔になるらしい
□嘘はいつかバレるもの
遊園地で、一体何があったのか
シュラに何を言われたのか
ララは、一人ぐるぐると思考を動かす
(嫌な予感がする…)
□意地張り少女
「燐」
燐は"ん？"と返事し、小さく首を傾げる
「ありがとう。あと…さっきは意地張ってごめんね」
「おう…その、さ。俺のこともっと頼ってもいいんだぜ？」
燐は兄貴ぶってそう言った
(私のほうが年上なんだけどね)
□嘘はつきたくない
(あぁ、イライラするなぁ…アーサー…)
ララはアーサーを睨んだ
アーサーは生理的に受け付けない
(アーサーが聖騎士だなんて…私の世界が終わったようなものだよ…)
ララは一人静かに肩を落とした
□廉造にしがみつく
ララは、後で後悔した
あんな醜態をみんなに晒してしまったうえに、廉造に抱きついてしまったなんて…
黒歴史というよりも、もう思い出したくもない記憶になってしまった
□守れなかった大切なもの
仲間の声導かれるほうに
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