ふたりごと
□時計じかけのアンブレラ
3ページ/3ページ
翔「……そう見えます?」
雅「今ので見えました笑」
翔「見えたか-…。気にしなくていいから、うん」
はず。
ドアにもたれる相葉ちゃんに背を向けてしゃがむ。
雅「俺もスキなのに?」
翔「…はい?」
しゃがんだまま素早く振り向くと、相葉ちゃんもしゃがんだ。
雅「翔ちゃん、俺翔ちゃんがスキだけど気にしなくていいから☆」
翔「は!?両思いって分かってて気にしないわけ…」
雅「でしょ?俺にその言葉は酷だよ笑」
ひゃひゃって独特の笑い方をする相葉ちゃん。
翔「なぁんだぁ〜。俺ら両思いだったのか〜…」
雅「俺だから2人きりになりたくなかったの。だって…恥ずかしいじゃん///」
翔「あ…じゃあさ、、その、、///」
雅「キス?いいよ(・∀・)」
目を閉じる相葉ちゃんに、唇のあたるギリギリまで近づく。
やっべぇ…
心臓破裂しそ…///
ここから一歩が踏み出せない。
‘チュッ’
雅「も-翔ちゃんが遅いからいけないんだよ?」
まさかの不意打ちに口が閉じない。
雅「翔ちゃん、もっかい聞くよ?俺のことスキなの?」
翔「うん。」
雅「スキなの?」
翔「…スキだよ//」
雅「えへへ-☆俺も!」
END.