ひとりごと
□虹
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最近ロケ少ないなぁ…
そんな中でこうやって
5人で外での撮影ができるのは、奇跡に近かった。
スタッフ
「二宮さん以外撮影はいりま-す」
パイプ椅子に座って、カメラの少し後ろから4人を観察…
ああ-
なんか成長したなぁ…
昔こんなに楽しんで仕事してたっけ?
みんなの笑顔がまぶしいくらいで
見ているこっちもにやけてしまう。
その力
きっとあなたたちしか使えませんよ。
はたからみたらばかの塊かもしれないけど、
俺から見たら
誰よりも立派な俺の仲間。
俺らしくないな…笑
こんなこと考えるってことは
俺も成長したのかな?
ぼ-っとしていると、
翔ちゃんが手を振ってくれた。
振り返すと、
みんなも振ってくれる。
スタッフ
「二宮さんも入っていただいて…」
ニノ「あ、はーい」
みんなの元へ走ってゆく。
潤「なんで手振ってくれたの?」
翔「にやにやしてたし…」
智「らしくないよ、ね-?」
雅「ねー笑」
ニノ「べ、別にいいじゃないですかぁ笑
あ、ほら撮影撮影!」
首を傾げる4人を見つめる。
優しく笑うみんなが
この時間が 空間が
泣きたくなるくらい
1番大事なものだよ
ほんとうだよ?
ニノ「…ありがと。」
翔「ん?何?」
ニノ「何でもな-い」
智「…どういたしまして笑。」
END.