ふたりごと
□Happiness
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託「お前は自覚が無さすぎる!!」
中庭までひっぱっていくと、お説教開始。
山「自覚?」
託「そう!俺と付き合ってるって自覚がたりないの!」
山「そんなぁ…」
掴んでいた腕を引っ張って顔を近付ける。
託「わっ!み、御村くん!?」
反射的に目を閉じる山田。
…ちょっといじめてやろうか笑?
目を強く閉じたままの山田の耳に息を吹き掛ける。
山「ふゎ///何すんのさ!?」
託「ははっwいたずら-♪」
山「御村くん//!!ちょっと//」
強く抱き締めると、抵抗はしないけど照れながら「離して」と何度も言う山田。
託「お前…ほんとは俺のことなんて好きじゃないんじゃないか?」
山「えっ?」
託「だって考えてみたらさ、お前の口から好きだって聞いたことが無い」
目を丸くして開いた口がふさがらない山田は、いきなりクスクスと笑いだした。
託「なんだよ。あっ!俺が女みたいな事言うから笑ってんだろ//」
山「違うよ。そ-いえば言ってなかったなぁって…」
託「そ-いえばって…」
山「好きだよ?御村くん大好き!だいすきぃ」
抱きついてくる山田に、なんで俺が照れてるんだろ…。