〜コラボレーション企画〜

□誰にも手出しはさせない <なーちゃん&ゆみのコラボ>
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ー誰にも手出しはさせないー
(ゆみバージョン)





エドガーは暇潰しで、この店にやって来ただけだった。
一夜だけの愛を語れば彼はそれで、いつも満足していた。
店に入ると、なるべく目立たないように隅っこに立っている少女が気になり、興味本位で指名をした。
その少女が純潔だということは見て、すぐに分かった。
どうしてだろうか……。
リディアとは先にいけばいくほどに、のめり込んでいく。
彼女の体がまだ、誰にも手をつけられていなくてよかったと、思った。
リディアのまだ誰にも触れられていない所を、今まさにエドガーが壊そうと入っていく。
ゆっくりとすればその分、彼女が痛みの感じる時間が長くなるから、すばやくすることにした。
すると、エドガーの肩に痛みが走る。
彼女の処女膜が破れた痛みの方が、遥かに痛いはずだ。
それに比べたら、爪をたてられたぐらい、どうってことはない。
リディアには悪いが、先程から彼女の中で締め付けられて、処女膜の痛みの心配よりも、自分の快楽の方が勝ってしまいそうになっていた。
名残惜しいが早く彼女から離れないと、乱暴にしないという約束が守れなくなりそうだから、そのまま彼女から体を離そうとした時、

「お願い……、もうしばらくは、このままで……」

そのまま彼女に、抱きしめられる。

「でも、リディアこの状態だと……」

エドガーからはもうすでに出始めていて、もうそうなれば彼自身も止められない。

「あたしはこの先ずっと、こんなことをし続けなければいけないわ。それなら、あなたのものが欲しいの」

しばらくはリディアから離れなかったが、少し落ち着いてきたのでゆっくりと離れる。
エドガーはリディアの隣りに体を移動すると、シーツには白と赤の染みが広がっていた。
少し震えている彼女の体は、これからのことを不安に感じとっているようでならない。

「リディア、きみをこのままにはしないよ」

今はただ、彼女の肌をそっと抱きしめることしか出来なかった。
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