短編
□嫉妬して焦ってー後編ー
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「ぅおりゃあ!!」
「HA!こんなもんかよ元親!」
「俺を甘く見んじゃねぇぜ?」
「やるじゃねぇか」
2人はやり慣れているのだろう。普通の一般人がやっただけでは見れないであろう白熱した勝負を見せた。
「I win!」
「ちくしょー!!後少しだったのに…!」
「この俺に勝とうなんざ100年早ぇぜ!」
どうやら政宗が勝ったようだ。
「さすが政宗殿!」
「HAHAHA!次、幸村やってみろよ」
「某がですか!?」
「Yes!元親とやってみな」
(元親殿と…)
じー…
幸村は元親をじーと見る。なんと言葉で現せば良いのだろう…。とにかくその視線には恨みがこもっていた。
「な、なんだよ幸村;」
「元親殿…、この幸村絶対に負けませぬぞ!」
「お、おぅ…;(俺何かしたか!?;)」
「ぬぉぉおぉ!!」
「幸村!もぅ少しrightに寄れ!」
「ら、らいと!?」
「右だ!;」
「こ、こうでござるか!?」
「行き過ぎだ!…って次curveだぞ!………あぁぁ幸村!逆走してる!!;」
「ぬぉ!?」
「他のゲームはかなり上手ぇのになんでレースゲームは出来ねぇんだ…;」
幸村VS元親は元親の勝利で終わった。