01/13の日記

21:50
ルフィ×にょたバギー!
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*にょたバギーさん設定です!



「どしたんだ、それ?」

と、指されてルフィは初めて気づいた。
ルフィのTシャツの背中部分が破れているのだ。
バギーの船に来る途中で、ちょっとした戦闘があったので、ルフィはその時かなあといった。

「あのな……」

どうしていつもそんな危険を冒してまでここに来るのかがわからないバギーにとってため息ものだ。

けれど、ルフィが来てからというもの、船がより一層明るくなったし、密かに皆が楽しみにしているのもわかっていたから、最近ではあまり強くは言わなくなった。
それにバギー自身も何度か助けられていて、しかも何の見返りを求めずに当然のように助けてくれるので、少しずつだが惹かれていたりする。


「しゃあねェな、脱げよ」

「どうしてだ?」

「直してやるよ」

裁縫はそこまで得意でないが、それくらいならばなんとかなるだろう。


「あら、バギーいつになく優しいじゃないか。」

とアルビダはバギーの心境の変化を知っていて、からかったりする。
それに悪態を吐くのだが、今日はまあなと返事した。


「本当に珍しいねえ。」

クスクスと楽しそうに笑うのを、ケッとバギーは吐き捨てる。

これはただの礼代わりだと言い聞かす。


ちくちく。


ちくちく。


「ほら、出来たぞ!」

船員たちと楽しそうにバカをやってるルフィに向かって放り投げる。

それを受け取りみると。


「あんま見んじゃねえよ!…うまく縫えてねェけどよ、ただの応急措置だ。新しく買ってもらうか、うまいやつに縫ってもらえ。」

「ホント不器用だね。」

アルビダも認める不器用ぶりである。


けれど、ルフィはにししと嬉しそうに「ありがとな、大事にする!」とバギーに抱きついた。

「ぎゃ!離せよバカ!!大事にすんな、早く捨てろ!」

「やだ!バギーがせっかく俺のために縫ってくれたから!これは俺の宝物にする!ホントありがとな!」

「う、…まあな」

あまりにも嬉しそうにするルフィにそれ以上なにもいえなくなって。



余談だが、そのあとシャンクスがやってきて、

「俺も!」

とかいって、自分が着ていたシャツをビリビリに破いたとか。



◇◆◇◇◆◆

シャンクスの心に迷いはありませんでしたー!!
マジ躊躇しないのがシャンクスです!
だって、バギーが裁縫なんてしないんだよー!やってほしいんだよー!とシャンクスは夢みました(笑)

いつになく甘くてびっくりです!!
ルフィは計算とかしないタイプで、ただバギーに会いたいだけで来てるから、にょたバギーさんなら動きそうな気がしました!!

ここまで読んで下さってありがとうございました!

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