05/09の日記

20:51
エースとバギー
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*現代ぱろ


血の繋がりなんてなかった。
ただ一緒に拾われた。
それだけでそこに愛情なんてなかったから、大きくなったらすぐに出て行ってやると心に決めたのだ。


「じゃあ、なんでお前まだいるんだよ?」

「なんでだろ?」

そんな幼いころの決意と共に自身の思いの丈も話す。

バギーとしてはとっとと出て行っても構わないが、なぜかエースがなかなか出ていこうとしなかった。

二番目のサボはさっさと出ていって、夢であった小説家の第一歩を踏み出している。

三番目のルフィは、ある日突然出ていったというと家出のように思われるだろうが、彼の場合はこれが普通で、もっといえば彼の家系の特徴をよく受け継いでいる。
祖父であるガープはてっきりルフィは自分と同じく海兵に入るとばかり思っていただけに、ショックが大きかったようで、今は療養中である。


話は戻り、今はエースとバギーの二人きり。
家には誰もいない。
一戸建てで、エースとサボ、ルフィたちの親たちによる援助のお蔭でかなりデカイ家である。
無事に全員育てあげることが出来たので、この土地はバギーのもの。
売ろうと何しようが勝手なのだが、それは全ての子供たちが成人して家を出ていった場合のみ。

エースがたとえ成人して働いていたとしても、ここに住み続ける限りは、バギーに所有権は渡らない。


「せっかくこの家俺のものになるはずだったんだがな。」

「いーじゃん。俺はこんな家興味ないし。」

「へいへい。」

たとえエースがいらないといっても、そうはならない。

「それに、俺今なら少しわかったかもだし。」

「なにがだ?」

「バギーは俺たちに対してすっごく厳しくて、よく怒ってたから嫌いだと思ってたけど、そうでもなかったかもって。」

「バーカ。大嫌いだよ。」

「そうだとしても、さ。しっかりと俺らみたいな悪がきを育てたわけだから、偉大だなって。」

「どうした?頭でも打ったか?」

「なんでそうなるんだよ!」

「そうだろ。」

「それに、俺が出ていかない理由として、一番はバギーがいるからだよ」

「は?」

「俺が出ていったらバギーの面倒を誰が見るんだよ。」

「お前に心配されるとはな。俺も歳とったんだな」


「そうそう!それに俺はずっとバギーの隣にいてやるからな!」

「いや、とっとと出ていけよ」






◆◇◇◆◆◇

エースはずっとバギーと一緒にいてくれそう。

ここまでお付き合い下さいまして、ありがとうございます!

以下よりはお返事です(*^^*)
すみません、いつも遅くなりまして!!




































バギスキさまへ

こんばんは!
本当に長らくお返事出来ないままで、申し訳ないです!

ルフィは食べるだけ食べて満足したらね!
そこはそのままでいてほしいです!
そうですね!きっと成長してるんだよ!!多分!
気にしててほしいです!バギーは今は何してるのかすごい気になるとこですけども!
ありがとうございました!今回非常に遅くなりまして、大変失礼いたしました!それでもきて下さってありがとうございます!本当にバギスキさまにはいつも支えられております!!
また、思い出したころにきて下さると嬉しいです!ありがとうございました!!


























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