04/06の日記

22:32
カミサマ、お願い*エーバギ
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*ありがち転生ねたです。




最期に、バギーに会えた。みれた。ただそれだけでも嬉しかった。
それが仕方なくだったとしてもだ。
けど、もしも、俺のワガママが許されるなら。
もう一度……







「エース、起きろ!」

ハッと気がつくと、周りは皆が同じ服をきている。

「おーおー、俺様の授業で居眠りたァ、テメェ随分とエラくなッたじゃねェか?!」

「バギー……」

「テメェは……、バギー先生だろぉがよッ!」

ベシッと持っていた指揮棒ではたかれた。
それでも信じられなかった。
だって、目の前にはバギーが、いるんだから。


「バギーっ、愛してるッ!」

「テメェ、寝惚けてんじゃねェぞ!!」


バギーがエースの頭を叩いて、クラス中、どっと笑いがおこる。

エースはといえば、お構い無しにバギーに抱きつき中々離れようとしないので、何度か本気でしばいたほどだ。

そんなエースにあきれながら、バギーは後で職員室に来いというと、エースは叩かれた頭がまだ痛むようだったが、こくんと頷いた。














「んで、?」

「知らねェよ。アイツ頭ぶっ飛んだか?」

「まあ、あれだけ毎日バギーに叩かれてたらなァ。」

「俺のせいじゃねェよ。アイツが初っぱなから変なこと言いやがるから……」

授業にあったこと全てを話す。
シャンクスはそんなバギーの様子に苦笑いしか返せなかった。
バギー、エースは俺に任せろというと、バギーは訝しみながらも承諾した。それだけ今日のエースの様子がおかしかったのだろう。

「失礼しまーす……」

タイミングよくエースが中に入ってきたので、シャンクスは隣の空き教室へ入るようにいって。


「で、今日はどうした?」

「あー……いや……」

エースはいいよどむ。
夢の中で自分は海賊でバギーもまた海賊、そして、処刑されたこと、まるで見てきたかのように鮮明に覚えていた。
まるで靄がかった視界が一気に晴れた。
例えるならそんな感じだった。


「なあエース、前世ッて信じるか?」

「!!」

その言葉にエースは初めてシャンクスの顔をみた気がした。
煙草をくわえて(火はついてなかったけど)、窓を背にするシャンクスの表情は逆行のせいもあり、少し暗い。

「突然、何かが弾けるように全てを思い出すんだ。昨日のことのように、全て……」


「シャンクス、」

「……なんてな。夢見が悪かったんだろーな、これに懲りたら二度と授業中に寝るんじゃねェぞ!」


と、ポケットに入れてあったのだろう缶コーヒーをエースに渡すと、シャンクスはニカッと笑ってそれ以上は何も聞けなかった。





「お前、また授業中爆睡したんだッてな。」

そういう隣に並んで歩くサボにエースはなにも言えなかった。
夢の中で、サボはずっと前に死んでいて、会えずじまいで、それがこんなにも近い距離にいて、自分と同じく肩を並べて歩いている。
違和感は感じないし、昨日までの記憶が無くなったわけじゃない。サボはずっと幼い頃からの幼馴染みであるし、義兄弟でもあった。
この時代はとても平和で、戦争なんて知らない。

空を見上げれば、何ら変わらない青く澄んだ空で。

『あの時代』と一緒なんだなと訳もわからずホッとする自分がいて。


「なーに、空みて、センチメンタルになッてんだよ、」

サボが思わず吹き出して、エースもまたつられて笑った。

「なんか、懐かしい夢見たんだよ、」

「ん?どんな夢だ?」

「……ルフィとサボと俺が海賊を夢見た夢だよ。」

「??海賊??なにお前海賊になりたいの?」

「今は違うよ。海賊はしばらくはいいし」

「意味わかんねェ。やめろよ変なこというの、ルフィが影響受けて、海賊なる!ッて言い出したら責任取れよ。」

「そうだな、そんときは、俺とルフィとサボで、世界を回るってのアリかもな!」

「……あのな。まぁいいけどさ。そんときは、俺が『船長』だからな。」


そういって悪戯っぽくサボは笑った。






☆・゚・*:.。.*.。.:*・☆☆・゚


転生ねたでしたー!!
転生してもエースはバギーのこと好きでっていう話が書きたかったですが、もう何じゃこりゃです・゚゚・(/□\*)・゚゚・


ちょっと最近、サボが本誌に出てきて、サボーと叫ぶ毎日です。
サボがエースのところに行きたかったけど……といろいろと思うところがあって、わあわあいってます。
もしかしたら、サボ部屋作るかもしれません。
本当は違うサイト作ったほうがいいかもですが、只でさえ放置気味なもので、、、、えっと、予定なので作るかどうかはわからないです(*´∇`*)


放置サイトでまだ来て下さってる皆様の優しさが胸に染みわたります。。

こんな辺鄙なサイトにお越しくださいましてありがとうございます!m(__)m

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