東方幻想狩り
□二次狩り
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「よっこいしょういち、っと」
「何よその掛け声wwおっさんみたいww」
「激しく同意ww」
「同い年なのでノーコメントww」
上から男女男男である。某男女とは何の関係もありません。
「おっさんとは酷いな。俺はまだ25歳だぞ」
と言う一番上の作務衣おっs……お兄さんは『言代 自戒<コトシロ イマシメ>』。
「そうです。25歳はおっさんじゃないッスすよ」
続けて自戒をフォローするのは一番下の男『トラ』。虎ではなくトラである。
「というか俺が一番年下な件について一言」
ここで話を変えたのは上から三番目の男『天誓 秋夢<テンセイ アキム>』。呼び名はアキ。
「今更そんなこと気にする事は無いわ。オールした仲でしょww」
最後に上から二番目の女、我らがニート姫……もとい、永遠亭の主である『蓬莱山 輝夜<ホウライサン カグヤ>』。
「ああ、気にする事はない」
うんうんと頷く自戒。
「そうッスよ。それだったら輝夜は…………あ」
「ト〜〜ラ〜〜〜〜」
トラ、痛恨のミス!!
輝夜は怒り狂っている▽
「もちつけ輝夜、暴力は良くないぜ。ここは紳士的にスマブラDXで勝負だ」
秋夢は押し入れの中の逆さまになったGCを指差す。
「Wiiでおk」
「「「ですよね〜」」」
輝夜の答えに、男三人は声を揃える。
今日も幻想郷の非日常的な日常が始まっていた。