オリジナル

□始まる物語
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今日も退屈な一日が始まる。















なんか変な夢見たなー。物語が始まるとか、俺欲求不満なのかなぁ?Σはっ、それとも超ファンタスティック能力が俺の中に眠っていて、それでマンガお約束の機が熟したって奴か!?まさに萌える展開ではないか!?………ってんなわけないか。これじゃさすがに頭の痛い子じゃん。妄想もほどほどにしないと(^_^;



少女こと女子高生・一ノ宮広子は朝食を無表情で食べながら、脳内では腐女子的妄想が繰り広げられていた。


広子はいつもの制服を着て、いつもの電車に乗って、いつものなにも変わらない学校に登校した。













『おはよー、景子』

「おはよー、広子」













広子は自分の席について、カバンを横にかけた。












『(えーと、一時間目は国語でその次が英語か)先生来るまで時間あるし、読みかけの本でも読んでよ♪』 













本を開いて、一心に読み始めた。














嗚呼、毎日がつまらない。なにも変わらないこの一日が嫌だ。


















    ほしい 

絶対的な

         力が
   全てを

 変えてしまえるような    力が



    ほしい




























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