□友情≒愛?
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抵抗しようにも力も体格も差がありすぎた。

抗議しようと口を開けるとそこからぬるりと舌が侵入してきた。

驚いて舌で追い出そうとするが、逆にからめられてしまい、卑猥な音が耳についた。

長い口付けに意識が朦朧とし、縋るように悟空の服を掴んだ。それに気付いたのか、悟空はクリリンを解放した。

どちらかわからない唾液がクリリンの口からこぼれた。



「ぶはっ!…はぁ……はぁ……っなに…すんだよ……っ!!」

「………クリリンが悪ぃんだぞ」

「……は?なに言って……あっ……!」



首筋をきつく吸い上げられ、その刺激に体がびくんとはねた。







なにやってんだよ

俺は男なんだぞ

おまえにはチチさんがいるだろ

つかどこでこんなこと覚えたんだよ

男と女の区別もつかなかったくせに








頭の中で悟空に言ってやりたいことが山ほど浮かんだが、次の悟空の行動にそれは全て吹き飛んだ。

悟空の手がするりと服の中に入ってきたのだ。クリリンはその手の感触にぞくりと背筋が震えた。







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