鏡の氷原
□雨の日に
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「あっめあっめふれふれ母さんが〜。」
「雨か…。湿気が多くて嫌だな…。」
「じゃのめでお迎えうっれしいな〜。」
「炭とかも湿けて使い物にならなくなるし。」
「ぴっちぴっちちゃっぷちゃっぷらんらんらん♪」
「…おいリサ。」
「何でしょうルーク。」
「その歌やめろ。つーか歌うな。」
「なんでデスカ!お母さんがじゃのめ傘でお迎えに来てくれる歌デスヨ!
楽しいじゃないデスカ!」
「…お前、じゃのめの意味分かるか?」
「えっと、…傘の模様ですよね?」
「まぁ合ってるが…。じゃのめはな、ある動物の目のことだ。」
「動物サンの…目?何の動物サンですか?」
「蛇だよ蛇。あの細長いやつ。」
「ッ!!!!」
「なんだお前、蛇苦手だったのか?」
「…嫌デス!そんなお迎え!!」
「だろう?お前がじゃのめ見たいってゆうなら今度持ってきてやっても「うわぁぁぁーん!!ルークのばかー!」
「…少し怖がらせ過ぎたか。」
会話文SS。このあとリサがセシリーに言い付けてルークはセシリーに怒られました。