10/20の日記
15:23
儚い生命
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綺麗な花畑にいた
大きな岩の上に大きめの卵が置かれていた
私はその卵をつついた
殻が割れて、中から可愛らしい鳥が出てきた
その鳥と目が合い、私のことを親だと思い込みなついてくる
頭を指で撫でてやると、嬉しそうに飛んだ
しかし、その鳥は飛んだ勢いで樹に頭をぶつける
落下してくる鳥をキャッチした
残念なことに鳥は、鳥でなくなっていた
卵の白身と黄身になり、指の隙間からポタポタと落ちていく
ああ・・・何ということだ
私は無力だ、この命を救ってあげられないなんて・・・
命が無駄になってしまうなら・・・
親子丼作ッテ食ベヨウカ
完
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