二次小説

□大切な思い出
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「そういえば、よく私がここにいる分かったの?」
「あぁ。叔父に教えてもらった」
「そう。[叔父さん]何で来たの?」
「エリンと話したくて」
「そう。義兄さんも相変わらずね。変わっていない」
「そうか?」
(イアルとエリンが付き合っていると言う設定)
「うん!あっ!もう行くね」
「どこに?」
「デートよ。デート」
「デート!誰とだ
「関係ないでしょ。教える気もないから」
エリンが外出届を出して行きました。
レイは、ショックのあまり硬直していました。
エリンが帰って来た時には、戻っていました。
レイは、過去を思い出していました。
「父さん!母さん!どこにいるんだ!返事をしてくれ」
アケ村の門の近くに来た。
「ここ、どこだ?父さん、母さん」
頭領に見つかり事情を話ました。
それならソヨンの養子になることになりました。
「ソヨンさん、アッソンさん」
「もうすぐ産まれるのよ」
「俺にとって義妹になるのか」
「楽しみだな」
「えぇ」
しかし、アッソンさんは、病で亡くなりソヨンさんは、一人で俺たちを育ててくれた。
エリンが十歳の時に俺たちは、生き別れた。
また、会えると信じていた。
エリンを守りきるって決めたから。
それがソヨンさんたちに出来る唯一の恩返しだ。
「エリン!付き合っている人は、どんな人だ?優しいのか?俺は、心配だ。エリンを守れるぐらい強くて優しいひとなら良いがな」
「うん。優しいよ。それに強いし」
「それなら大丈夫だな」
「うん」
エリンの首には、首飾りがあった。
多分、挙げたのだろう。
エリンにぴったり似合う色の首飾りだ。
今度、会えるかな?
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