Anniversary

□please, don't go to the Milky Way
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マグノリア郊外の森の中。
馬車が苦手な約一名のために徒歩での移動。
よく考えてみたら、ナツん家からわりと近いのね〜♪
こんなトコに一軒の古びた洋館―――― 。
小さめだが、どこか趣があって、素敵な屋敷、、、

「こんにちは〜フェアリーテイルの者です〜。」

キィ〜―――― ……

屋敷の中はひんやり静寂に包まれていた――
アンティークの置物には、ほこりも蜘蛛の巣一つもはって無く、
かといって使用人のいる気配も無い。
きっと毎日きちんと掃除をしているのであろう――
エントランスホールのカウンターに置かれた、
手作りの小さなウエルカムボードと小瓶に活けた数本のミニひまわり。

ようこそ魔導士様。すぐ参りますので、今しばらくお待ち下さい。

この屋敷の主人―――― 。
つまり、依頼主の人柄はとても良さそうだ♪

「遠い所ようこそ〜おいで下さりました。私の名はハンナ。
こんなかわいらしい魔導士様に来て頂けるなんて、うれしいですわ〜♪」

―――― 白髪をトップにまとめて、凛とした気品のある、、、、
小さなおばあちゃん――――


これが、あたしとハンナとの出会い―――― 。





「あ///あたしっ、ルーシィです!」

あわててっお辞儀をするあたし///
続けてナツとハッピーも依頼主にごあいさつ!

「おう!オレわナツだ!よろしくなっ、ばっちゃん!!」

「オイラ、ネコマンダーのハッピーだよ♪おばあちゃんw」

「こらぁww!!あんたたちw///何フレンドリwにやっちゃってるwのよww///
初対面なのに゛っ!! すっ、、すみませんっ///ハンナさんっ」

裏表のまったくw無いナツは良く言えば天真爛漫
ナツのコトを知らない一般の人には
何も考えていないよ〜な、お子ちゃま≠ノ見えるかも///
でもっ、仕事にはいつも真剣で!!誇りをスゴ〜くもってて!!
手を抜かないってゆーかっっ、、手加減w出来ないってゆ〜かっぁ///

「……ふふふ、、、そんなに力説しなくても、一目見れば
どんな方かは、察しがつきますわよ。御嬢さん♪」

「………… へぇっ!??」

「ルーシィwそれって、褒めてんのかwけなしてんのかwわかんないよww」ぷくくw♪

声のする方向を見ると、、
あたしの足元で両前足をいやらしく口元にあてる。青いネコの姿があった――ιι

………… えぇっ!!もしかしてっ今の声に出してたぁ///

ぎゃあああああwww/////めっちゃ!!ハズいwwwwww/////((泣

「…………さぁ、さぁ。中に入らして、外は暑かったでしょう?冷たいお茶でもいかがかしら♪」

い、、今の、、、ナツに聞かれちゃってるよね〜、、、、///

―――― チラっ、、、、、

気付かれちゃった、、かな?////

―――― あたしの、、気持ち…………///

ん?あれ??―― どこっ??いないwww!!

「ばっちゃん!!オレわ、冷てぇ〜モンよりも、あったけ〜モンがいいなあ!!」

「オイラはミルクねー♪」

――――当の本人はさっさと応接間に上がり込み、、、
ちゃっかりwソファーでくつろいでいた…………ιι

早っっ!!(゚□゚;)

まじ!!自由人!!遠慮無しっっ!!

「………………///ιι 」

「ホホホ♪」

まぁ、、いっか、、、///

まだ――――

まだ、知られたくないモンね、、、///

秘密のひみつ、、、
この想いはまだ、キミには知られたくないの――――、、、




仕事は順調に進み、夕暮れの刻を聞く前には
依頼達成!!
何だか久しぶりにw無事、何の問題も無く、
報酬を受け取れたって感じがするのは?まぁ、、おいといて、、、ιι


魔法を使わない℃d事がこんなにも功を奏するだなんて、、、
魔導士として、どーなのかしら??///


と、ゆーよりも、、、
ハンナの私物はそれほど無く――――

「重たい家具は私一人では、動かせませんもの///」

これが依頼の本当の理由。

力が有り余っているナツには、うってつけだったかもしれないw((笑



「―――― ありがとうございました!」

今月の家賃確保!自然に顔もにやける♪

「いえいえ、こちらこそ。どうもありがとう〜

あなた方に頼んで本当に良かったわ。さすがフェアリーテイルさんね」

妖精の尻尾の名の下に、その名に恥じぬ行動を!!

普段、あんまり褒められてないもんね〜ιι

ナツもハッピーも誇らしそうに笑った♪

「もし、この後、ご予定がないのであれば、一緒にディナーはいかがかしら?」

「え///」

「仕事の延長ではなく、友人としてお招きしたいの、、、ご迷惑かしら///?」

「いえいえっ!!ご迷惑だなんて!そんなっっ///」

「おお!ラッキー♪ハラいっぱいw喰うゾ〜!!」

「オイラおサカナw♪」

「…………すみません///本当に遠慮知らずで///ιι」

「ふふふ、、、♪それがこの彼のいいところよw
食事はにぎやかにいただきましょう♪
ルーシィお手伝いしてくださる?」

「///はい!よろこんで///♪」


思いもよらぬうれしいお誘いに心が躍る。
―――― 幼い頃は、食事はずっと一人ぼっちだった、、、。
みんなで食べるとおいしいよね!!

あたしはフェアリーテイルに来て!初めて知ったんだ///
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