Anniversary

□please, don't go to the Milky Way
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「………… あ〜、、、、雨かぁ〜、、、」

昔、むかし。東洋の伝説によると――――

7月7日の夜に、離ればなれになった織姫星と夏彦星が
天の川に架かるカササギを渡って
一年に一度、、、
たった一度だけ逢瀬を重ねることができる日だと
信じられていた―――― 。

でも、、
7月7日に雨が降ると天の川の水かさが増し、
織姫は天の川を渡ることができず、、、
夏彦も彼女に会えない、、、、

哀しみに泣き濡れる――――二人が、、、

流す涙は何時しか催涙雨と呼ばれ、

――星の逢引――

星合≠ニいう名の別名が生まれた―――― 。




please, don't go to the Milky Way




先日、引き受けた仕事の追加報酬として
古い東洋の文献を数冊、、、手に入れる機会があった。

何でも、先立たれたご主人が大切にしていた書物だと言い
このまま埋もれていくよりも、本も主人も喜ぶから、、、
好きな本を好きなだけ魔導士様に選んでほしい。
依頼主の老婦人はそう微笑んだ―――― 。


仕事の依頼は、別に魔導士でもなくても、、、
町の便利屋でもよさそうな内容だった。

身の回りの荷物整理

老い先短い、一人暮らしの身――
何時、お迎え≠ェ来てもいいようにと、、、

「後片付けのお手伝いをしてほしいのよ。」

それが今回の依頼。

気品の中に少女の面影をみせるような、、、
老婦人のはにかんだ笑顔が印象的だった―――― 。



あたしとナツとハッピー。
いつものチームでいつもの面子。

討伐の方が良かったwと文句を垂れてるナツを正して、

「……この前、山小屋ごと破壊しまくったの、誰だったかしらぁw?」

「おいら知ってるよ〜♪あの後w報酬よりも〜
損害賠償wの方が、、、ふがっ、、!!」

空気の読めない(読まないが正解)おしゃべりw相棒のクチを手のひらで、
ふがっ、ふがっ!!あわてて押さえるっ、
しゃがんだ火竜を

キっっ=I!

両腕を組み上から威圧的に睨みつけると、、、

「…………ιι」

「……家賃。わかってる??ん?」

「…………あいιι」

フェアリーテイル、一の問題児!炎の滅竜魔導士ナツ・ドラグニルも、
妖精の尻尾のツッコミ役(常識人とも言うが)w
星霊魔導士のルーシィ・ハートフィリアには、、かなわないw。

まあ、ナツがルーシィにベタ惚れ≠セってゆ〜のは内緒のほーこーで♡


ついでに何故かハッピーまで正座にさせられるw

「おいらネコなのにっw正座ってっ!!」

「うるさいっネコ!!あんたも同罪w!!ナツの相棒なんだからっ」

「うわ〜んっ、ヒドイや〜ルーシィww!!」

―― ブァサぁっ!!

「逃・が・さ・な・い!わよっ!!」

ぐわしっっ!!

「あ゛wwwwwっっ!!」

翼を広げたハッピーの、背中に担いだ袋を掴んで、

「…… はい、はい♪おしゃべりwネコちゃんも
やりすぎwドラゴンスレイヤーくんも
一緒にw楽しくw魔法を使わない≠ィ仕事にw
いきましょうね〜♪……あたしの家賃のために♡」

「…………あ゛いwιι」×2 (TωT)うるる〜

―― この時のルーシィの微笑は、妖精の尻尾のあの!!
看板娘よりも黒かったと言うww…………((ry
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