夢&オリジナル小説

□答えは一つ,愛ゆえに!!!
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雷門中サッカー部専用グラウンド。
その中央で,天馬と蘭丸が立っているのを不安げに見つめる部員達。(狩屋を除く)
天馬:「何で勝負するんですか?(早く終わらせて練習したいのに…。)」
蘭丸:「ここはサッカー選手らしくシュート勝負で決めよう!負けた方が潔く神童から身を引く!!いいな!?」
天馬:「わかりました…ιでも勝負するなら監督から許可貰わないと…。」
信助:「監督連れてきたよー!」
天馬:「信助行動早っ!!」
円堂:「聞いたぞー,シュート勝負するんだって?」
蘭丸:「はい!愛する者を賭けた,男と男の勝負です!!」
天馬:(俺は勝負なんてしたくないんですけど…。)
天馬:「あれっ?監督が居ない…。」
天馬達の前に立っていたはずの円堂は,いつの間にかベンチに戻ってカバンからグローブを出していた。
そしてゴール前に行くと,パンッと手を叩いて腕を広げた。
円堂:「さぁ,来い!!」
皆:「……。」
天馬:「ってあんたが取るんかーい!!!」
円堂:「えっ,駄目?」
天馬:「駄目ですよ!伝説のゴールキーパーから,俺や霧野先輩なんかが点を取れると思ってるんですか!?」
蘭丸:「ずいぶんハッキリとけなしてくれるなこの野郎!」
円堂:「まぁ何とかなるんじゃね?」
天馬:「なるわけないじゃないですかぁぁぁっ!!」
円堂:「まぁそんなに怒るなよ天馬!さぁ,どっちから撃つ?」
蘭丸:「俺からで!」
どんどん話を進めてしまう円堂と蘭丸を見て,逃げられないと悟った天馬はがっくりと項垂れるのだった。
神童:「大丈夫かな…ι」
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