異邦人大系 第三部

□とある秋の夜の補習授業
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────とある秋の夜更け。
真木と黒衣は、時幻党のリーダー
愁水センセから呼び出しを食らった…。





『貴様ら─。最近、いつにも増して所行がふざけてないか・・・!?』

※珍しく愁水さん、ご立腹中



『……ぐぅー』


『…すぴー』


『起きんかぁっ!!』


『『…ハッ!』』


『今夜は…。日頃、浮かれ狂いワッショイワッショイしているお前達のその頭の中を整理させようと、誠人に頼んでこんな物を作って貰った───』


『…え? 急に何だい?』


『これって、テストですかぁ〜??』


『まあ、余り小難しく考えるな。テストというよりかは心理テストに近い。何、深く悩む事はない。お前達の事が書いてあるだけだ』


『むぅ〜…』


『愁水くん。何だって急にこんな事を……』


『私は。お前達に思い出して貰いたいのだ、この時幻党を発足させた日の事を────』


『…………、』


『………?』


『さあ、席に着け。───よし、始めっ!』




 
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