MONOCHROME 〜白と黒の書〜
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〈灰〉の書 『幽幻の間 〜白と黒との狭間にて〜』 その7
〜白蛇さん と イザベラさん〜
■イザベラ・クサカベ
ギルバートと八重子との間の娘。雅の祖母。
英国人の父親と日本人の母親を持ち
辛く厳しい日々の中、天真爛漫に育つ。
果敢で気丈、前向きな性格の持ち主。
現在は、山合いにある屋敷にて
『奥様』と呼ばれつつ紅茶を啜り
使用人の娘・バーバラと共に
二人で静かに暮らしている。
年齢不詳な感じの和装の麗人。
補足。
ストーリーの冒頭にての、
……Let's sing.
In the dazzling sunshine.
(………眩い光の中で、唄おう)
This place is a paradise for me──…
(此処は、私にとっての楽園だ───……)
あれ、イザベラばあちゃん
唄ってたんです。実は…。
(…解りにくいですね。/苦笑)
異国の唄で、昔も今も変わらず
白蛇さんの事を射止めるくらいには
とても、キレイな歌声だったみたいです。