short story

□私→あなた
1ページ/3ページ




こんにちは、一条怜です。
これから私が話すことは、
今となっては超ラブラブ(自分で言うのもなんだけど)な、彼氏“越前リョーマ”に出会ったときの話です...

----------------------------------------
----------------------------------------


《キャーーーーッ!!》


『今日も凄い人だな・・・』


放課後のテニスコート前、いつもと同じように人だかりが出来ている。
もちろん皆、青学テニス部R陣が目的である


でも、私はそんなものに興味はあったり無かったり...

1人を除いては....だけどね。

でも、この気持ちは自分の中に閉まっておこう。

そう決めているっ!!


今日もさっさと帰って家でのんびりしよ〜っと


スタスタスタスタ........

――――――――――――――――――――

《キャーーーーーーッ!!!!》


こう何度も見てれば慣れてくるよね....


で、隠れて好きな、越前君は...?

あ、居たっ!!!!!!

......カッコいいなぁ、まぁこんな沢山居たら私なんて気づかれないし、いっか


スタスタスタスtガシッ 「待って!!」

『えっ!?』


「アンタ確か....一条さん...だよね?」


『あ...うん』


「いつも練習見に来てるよね?」


『うん、そうだけど....』


やばいっ!!いつも私の事見ていたって事?
え...何で私の名前知ってるの?
この子...エスパー?

「それは無いっス」


『......アリ?』


「何でそんな変な声出してんの?」


『.....やっぱりエスパー?

「声に出てたんスけど?」


『あらまぁ!!』


あらあら....声に出てたんだ!
久々だなぁ、人に突っ込まれたのは。

いやいや、しかもそれが少し気になってる子なんて...お恥ずかしい///


「.......今、何て言った?」


へっ!?


え、また声に出てた?
そればやばい!真面目にやばい!!!うわぁ....これは、ばれたくない...


『いや、気のせい...です...よ?』


「何で疑問形?...まぁいっか」


『......は?』


「いつも見てたんだ、一条さんの事」


『そう...だったんだ』


「それでね、いつも、可愛いなって思って、乾先輩に色々と教えてもらった」


『何を?』


「一条怜さんの事」


『そうなんだ〜...ってえっ!?


「うん、それで、一条...怜さんに言いたいことがあって」


『はぁ.........』






突然すぎる....何で急に...
まさか、迷惑かけてるとか?
それだったら申し訳ないよね。
でもあれ?かわ...い..い?




.
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ