hunter

□未定
1ページ/1ページ


「楓さん!!それ終わったら私の部屋に紅茶を持ってきてくださる?」
「はい。すぐにお持ちします」

「あ、楓!!カーテン破っちまったんだけど…」
「キルア様のお部屋ですか?すぐに変えておきます」
「サンキュー!」

「楓、ミルキ見なかった?特訓の時間なんだけど」
「昼食後にお部屋へ向かったのを見ましたが、それ以降は見ておりませんが…」
「そっか。見つけたら教えてね」
「かしこまりました」



人に興味を持たれるのはとても難しい事だ

身体的魅力が高ければ、好感度も高いらしい
確かに、美男美女が目の前に居れば興味を持つさ
でも、残念ながらあたしは平凡な顔つきに平凡な体系

彼に興味を持たれる要素が全くと言っていい程無いあたしが興味を持たれたのは多分、奇跡だろうな


「楓」
「あ、はい。なんでしょうかイルミ様」
「それ、全部終わって落ち着いたら俺の部屋来て」
「……かしこまりました」


イルミ=ゾルディック
暗殺一家の長男の彼は、何故かあたしに興味を持ち住む場所と働く場所をくれた

一般人のあたしにとってこの家で生活するのはキツいと思っていたがイルミ様の言葉添えもあり、特に何か特訓があるわけでもなく普通に家事をこなして生活している

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ