桃音日記帳


11月24日

久し振りに古い友人のS君から電話があった。彼女が出来たらしいが、彼女は病んでいて何とか自分が守り回復するまで力になろうと頑張っていたらしい。S君にそのような包容力があったとは知らなかったけれども、病んでいる人とのお付き合いは想像を絶する凄まじさだったそうな。病んでいる事が原因かどうかは定かでは無いけれど、S君は今回の恋愛でどうやら踏んだり蹴ったりの目にあったらしく、生涯、結婚はしないとまで言っていた。まあ、シングルってなかなか良いんですがね。
そんなS君は、踏んだり蹴ったりの目にあったにも関わらず結局、電話で私を励まし、応援し、愚痴を聞き、それをなだめて、やはり踏んだり蹴ったりの目にあったわけです。要するにS君の人生は踏んだり蹴ったりの日々なんでしょう
(−_−#)
踏んだり蹴ったりのS君に幸あれ(アーメン)

11月26日

正確に書くと時刻は27日に入っています。鑑定士に規則正しい生活は無いと言える。
今夜は酷く孤独を感じているけれど、鑑定さえしていたら自分の事は飛んでしまうから、この仕事が本当に好きなんだと実感します。私が寂しい時は特に祈祷に力が入るんです。『せめてこの人だけは幸せになって欲しいんですぅ!』と思って祈祷するので半端な気合いでは無い。
ちなみに、今の桃音の個人的な望みはお洒落なデートスポットに行ったり、会話を楽しんだりと、ささやかな願いなんですがこれは何処の誰の鑑定を受けたら叶うのかしら?(笑)超大物占い師Rとはたまに透視しあって楽しんでいますが、彼女は最近、訳の分からない名前の仔犬を飼いはじめて仔犬にゾッコンという状況。
桃音は基本、お客様の願い事は我が儘でも良いと考えていますが桃音の願い事はかなりシンプルで基本的なことなんだけどなあ…。こうして今夜も仕事を終えた満足感に満たされて眠れるのは感謝しても足りないほどの幸せだからやはり超大物占い師Rがいう通り桃音も『妖怪占いババア』となるのであろう。



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