緋色の残香(ザンカ)

夏色の鮮やかな葬送

恋だと錯覚しそうになる度、私を苛む罪悪感

欠陥品な私は、結局彼を愛せない。

きっと、私は君を愛せないんだろう

愛も恋も、私には必要ないの

どうしようもないくらい悲しい御噺をしてあげよう

ある春の夜の夢








そんなわたしの空想日記

9sに彩られた盤上

超えられない壁に立ち尽くす

貴方がいたら私は存在し得ない

明日なんて来ないでよ、消えたのは私

橙色の雨降星

愛とは恋の余韻なのよ

大差ある価値観の海






[TOPへ]
[カスタマイズ]




©フォレストページ