その他

□もう一度会いたい
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…君のこと、忘れないよ…

宵風が光になって消えてから約2ヶ月。
今も変わらず壬晴の中に宵風は生きている。


記憶として。



…壬晴…

……壬晴……


「…宵風?」


真っ暗な世界の中、小さな光が差す方から呼ぶ声がする。

あの日から2ヶ月たった今でも昨日のことのように鮮明に覚えている声。


「…宵風…逢いたい」


叶うことのない願い。
壬晴が夢を見ると必ずと言っていい程宵風は現れる。
宵風も壬晴に逢いたがっているかのように…


「…僕も逢いたい…壬晴」


そう言うと光と共に消えていく。
それと同時に壬晴は夢から現実へと引き戻される。




***
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