Poem

□君の言葉
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「死にたい」

その一言だけで僕の胸は切なくなる

「そんなこと言わないで」
って言いたいけど言えない自分が悔しい

君がそう言う時は
本当に本当に苦しいときだって

知ってるよ?

でも君より幼い僕には何て声をかければいいのか
まだ分からないんだ…

心の中では言ってるのに

(…死なないで…)


君は泣きながら僕に言ったね

「自分の存在する意味が分からない…」

君の存在する意味は結構近くにあるって
知ってた?

僕はいつも君を必要としているのに
君は意地悪なのかな?…なんて


「僕が30になるまで死なないで」
素直に死ぬなと言えない僕の精一杯の言葉

30にもなれば君の心も死もすべて
受け入れることが出来ると思ったんだ

「僕は80まで生きるから」…君の分も…

そういった僕に君は笑顔をくれたよね
ありがとうって

僕、君の笑顔好きだよ…




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