Poem
□君の言葉
1ページ/1ページ
「死にたい」
その一言だけで僕の胸は切なくなる
「そんなこと言わないで」
って言いたいけど言えない自分が悔しい
君がそう言う時は
本当に本当に苦しいときだって
知ってるよ?
でも君より幼い僕には何て声をかければいいのか
まだ分からないんだ…
心の中では言ってるのに
(…死なないで…)
君は泣きながら僕に言ったね
「自分の存在する意味が分からない…」
君の存在する意味は結構近くにあるって
知ってた?
僕はいつも君を必要としているのに
君は意地悪なのかな?…なんて
「僕が30になるまで死なないで」
素直に死ぬなと言えない僕の精一杯の言葉
30にもなれば君の心も死もすべて
受け入れることが出来ると思ったんだ
「僕は80まで生きるから」…君の分も…
そういった僕に君は笑顔をくれたよね
ありがとうって
僕、君の笑顔好きだよ…
.