★DREAM★長編 ONE PIECE
□ここは何処。
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『ん・・・・・』
なぜ眠っていたのか分らないが、目が覚めると布団か何かに寝ていた。そして開いた目で確認できるのは、見慣れない天井。
『え？！ッッイッタ・・・』
驚いて体を起こすと、体に痛みが走った。
少し落ち着いてから、周りを見渡すとそこは、普通の部屋だった。そして体を見ると、丁寧に手当てがしてある。
『ここは・・・？だれかが手当てをしてくれたの？・・・そもそも私なんでここにいるの？』
やっと働いた頭で考えてみても、出てくるのは疑問ばかり。
ガチャ・・・・
『？！』
見知らぬところで、いきなりドアが開いたから、少々驚いてしまった。
「ン・・・？おわッ！？おおおおおおお前おきたのか？！」
・・・なにあれ。狸？でも角があるし、、、？
『たぬき？』
「違う！！俺はトナカイだ！！！」
考えていたことが口に出ていたらしい。
『トナカイさん。ここは何処？』
「ここは、船の上だ。お前、いきなり空から降ってきたんだぞ」
『空・・・・そういえば・・』
「思い出したのか？じゃあ大丈夫だな！！よかったな！一応手当てをしたけど、たいした傷はなかったよ！」
『あなたが？』
「そうだぞ！おれは医者なんだ！」
『そっか、すごいね！ありがとう』
「ベッ別に嬉くなんかネェゾ！このやろうッッッ！！！」
（分りやすいんだなぁ・・・・）
「そうだ、起きれるか？船の皆が、いきなり人が降ってきたから驚いてたぞ。皆のところに行こう！」
『え・・・・・』
「大丈夫だ！皆優しいからな！」
『・・・分った。行こうか』
「よし！！着いてきてくれ！！！」
そして、ドアを開けたトナカイの後ろをついていったのだった。