★DREAM★長編 ONE PIECE

□白い世界で。
1ページ/2ページ

・・・・どこここ・・ってかどういうこと・・

遥菜は今困っていた。なぜかって・・・?

『なにこの何もない感じ・・・まっ白か・・・』

そう、遥菜は夕べ布団に入ってから、眠りに着いたのだが、目が覚めると白い世界にいた。

「おぉ、起きたかぃ」

『うおっ!!・・・だれですかおにーさん。』

「いやいやいきなり呼び出してしまってすまない。僕は時空を管理するもの。まぁ、その辺は気にしないで」

『いやいや、無理だし、マァいいけど』

「・・・君ほど物分りがいいのは初めてだね。僕の名前は風雅。君は、時空を超えて今、あの海賊船にいるんだ。」

『・・・・はぁ、んで?』

「投げやりだね、君の運命がかかっていると言うのに」

『なるようになるでしょ?話の続きは?』

「変わった子だねぇ。まぁいいだろう。そこでだ、君の願いを一つ叶えよう。新しい世界で生きるんだ。一つくらい、オプションをつけてもね」

『ほぅ・・・そうだなぁ・・・力、戦う能力、護る能力がほしい』

「力・・・・それでいいのかい」

『それでいいんだ。皆に護ってもらうばかりじゃ、、私のプライドってもんが、だだつぶれよw』

「・・・そうか、君は今まで出会ってきた子達のなかで、一番いい目をしている。いいだろう。君に能力を授けよう。どんなのがいいかい?」

『なんでも。仲間とともに戦い、護ることが出来るなら。あ、でも・・・』

「ん?」

『星・・・・宇宙に関することがいい!私は、ソラが、宇宙がすきなんだ!』

「分かった。君が目覚めたときに、枕元にあるものを置いておこう。他の誰にも食べさせちゃいけないよ。特に、船長君や、黒髪の子、トナカイ君や、骸骨のアフロには絶対に駄目だ。彼らが食べたらとんでもないことになる」

『分かった。あいつらはすでに、特別な能力を持っているからね』

「それじゃあ、またいつか会おう」

『ん。有り難う、風雅』

「・・!フッ・・・君とはいい知り合いでいられそうだよ」

『私もそう思うよ、じゃあね』

「ああ・・・」

そこで、意識は途切れたのだった・・・・・
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ