★DREAM★長編 ONE PIECE
□白い世界で。
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・・・・どこここ・・ってかどういうこと・・
遥菜は今困っていた。なぜかって・・・?
『なにこの何もない感じ・・・まっ白か・・・』
そう、遥菜は夕べ布団に入ってから、眠りに着いたのだが、目が覚めると白い世界にいた。
「おぉ、起きたかぃ」
『うおっ!!・・・だれですかおにーさん。』
「いやいやいきなり呼び出してしまってすまない。僕は時空を管理するもの。まぁ、その辺は気にしないで」
『いやいや、無理だし、マァいいけど』
「・・・君ほど物分りがいいのは初めてだね。僕の名前は風雅。君は、時空を超えて今、あの海賊船にいるんだ。」
『・・・・はぁ、んで?』
「投げやりだね、君の運命がかかっていると言うのに」
『なるようになるでしょ?話の続きは?』
「変わった子だねぇ。まぁいいだろう。そこでだ、君の願いを一つ叶えよう。新しい世界で生きるんだ。一つくらい、オプションをつけてもね」
『ほぅ・・・そうだなぁ・・・力、戦う能力、護る能力がほしい』
「力・・・・それでいいのかい」
『それでいいんだ。皆に護ってもらうばかりじゃ、、私のプライドってもんが、だだつぶれよw』
「・・・そうか、君は今まで出会ってきた子達のなかで、一番いい目をしている。いいだろう。君に能力を授けよう。どんなのがいいかい?」
『なんでも。仲間とともに戦い、護ることが出来るなら。あ、でも・・・』
「ん?」
『星・・・・宇宙に関することがいい!私は、ソラが、宇宙がすきなんだ!』
「分かった。君が目覚めたときに、枕元にあるものを置いておこう。他の誰にも食べさせちゃいけないよ。特に、船長君や、黒髪の子、トナカイ君や、骸骨のアフロには絶対に駄目だ。彼らが食べたらとんでもないことになる」
『分かった。あいつらはすでに、特別な能力を持っているからね』
「それじゃあ、またいつか会おう」
『ん。有り難う、風雅』
「・・!フッ・・・君とはいい知り合いでいられそうだよ」
『私もそう思うよ、じゃあね』
「ああ・・・」
そこで、意識は途切れたのだった・・・・・