すばらしきこのせかい

□聖夜と天使
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(エンディング後捏造・クリスマス・暗め・季節フリー)


空から茜の光が消えた。
星は見えない。でも雪も降りそうになくて。

「ネク〜?ケーキ食べちゃうよ?」

外をぼうっと見ているネクに、シキが声をかけた。
クリスマスパーティーをしているというのに、先刻からネクは外を見てばかりで。

「おいネク!いらねぇのか?」
「…いる。悪い」

小さく、困ったように笑むネクに、シキ、ビイト、ライムの3人は何かを感じずにはいられなかった。
けれど、どうしたのか聞いても何でもない、としか返ってこない。



1人足りないのだと。
そう感じているのはよく分かった。






ライムがケーキにナイフを入れた。
ケーキは4つではなく、6つに切り分けられた。


「………1つ あまりだな。」



ビイトが当然のようにそう言った。




「うん。そうだね」
「あまりは1つだけね」

ライムとシキが合わせてうなづく。

「みんな…」
「ほらネク!そんなシケたカオしてるとサンタさん来ないよ!」
「シケ… お前、もう少しくらい女らしい言葉使えよ…」
「湿気った顔ってどんなだ?」
「ビイト、湿気ったじゃなくてシケただよ」
「タケシか」
「誰だよそれ…」






天使のいない聖夜

待っても君は来ないけど

それでも僕らは君を待つ


メリークリスマス
このすばらしきせかいを治める孤独な天使へ











電源ボタン連打して一回消しちゃった…(T△T)
キイロです。

ごめんなさい…クリスマスなのにテンション低くて…

ビイトにネクと呼ばせるべきか、それともヘッドフォンと呼ばせるべきか悩みました。

でも、まあ、ネクで。


あー、ヨシュアがいない。さびしいですね。

レポート全部あつめてないからエンディング後がどうなるのか分からないんですけどエンディング後。懲りずにエンディング後。

寝てるブタさん倒せないんです。
やっとのことで風林火山のバッジ集めたのにあんなのだから…(どんなのかは、自分で試して見ましょう。)


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ここまで読んでくれてありがとうございました。



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