ガンダム00
□ニル×刹
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(BL・ロク刹・甘・sanctity★starlight相互記念・千咲様リク)
刻〜とき〜
俺を最初に認めてくれたのはロックオンだった。
まだ14で、体も小さくて、愛想笑いのひとつも出来ない俺に、ロックオンはいつも優しく笑いかけてくれた。
「君がヴェーダに選ばれたという事に、疑問を感じずにはいられないな。機体をまだ使いこなせないとは…。」
エクシアに初搭乗した数時間後に、そうティエリアに言われた。
「…あのな、ティエリア。こいつ今日が初だったんだぞ? 当たり前だろうが。」
「3時間コクピットにいたとは思えない動きだ、と言っているだけですよ。ロックオン。」
何も答えない俺の代わりに、ロックオンはティエリアに抗議してくれた。
「お前は厳しすぎだ、ティエリア。刹那はすぐ使えるようになるさ。な?」
そう言って笑って、俺の頭をポンポンと叩いた。
嬉しかった。
でも、どうしていいか分からず、俺は横を向いてしまった。
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