料理人と体力馬鹿

□二人の時間
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今回の島では、何かが違っていた。

「今回は、皆別行動するわよ。」
「「「「「えっ?!」」」」」
「何驚いてるのよ。」
「だってナミサン。別行動って。俺らベリー持ってませんよ。それに、食事は?」
「各自で食べれば良いでしょ?」
「でも……。」
「航海士さん。ちゃんと考えてるんでしょ?」
「もちろん。皆に100000ベリーづつお小遣あげるわよ。」
「マジでか?!」
「ウソップあたしが嘘つくと思う?」
「りっ、利子は?」
「チョッパー、利子なんて取る気ないわ。」
「ほっ、ほんとうか?」
「うん。」
「何か企んでんのか?」
「ゾロ。あんたねぇ〜。まぁいいわ。日頃あんた達が頑張ってるから、たまにはご褒美あげなきゃと思ったのよ。特に毎日クルーの食事を作ってくれるサンジ君に休んでほしかったの。」
「ぬわ〜みさぁ〜んvV。」

というわけで、この島では、珍しく皆終始別行動になった。

ゾロがナミに聞いた。
「マジで何でこんなことした?」
「たまには、あんた達がふたりきりになれる環境作ろうと思ってさ。」
「あんたら?」
「あんたとサンジ君よ。他の馬鹿どもがいたら、ふたりきりにはなれないでしょ?」
「///。」
「サンジ君にも買い出しは最終日で良いって言ってあるわ。3週間ログたまるまであるし、ふたりでせいぜいイチャつきなさい。」
「俺らのためか?」
「そうよ。一足早いバレンタインデーよ。だから、今年はチョコ無しね。」
「わかった。ありがとな。ナミ。」
「今回他のバカ共には、問題絶対起こすな!っ言ってあるから安心して/微笑。」
「ルフィーが守ると思うか?」
「ルフィーが言ったのよ。ゾロとサンジくんを二人にしてやろうって/微笑。だから、大人しくしてるって言ってたわ。ウソップもチョッパーも観光楽しむだけだって。」
「そっか。ほんと、ありがとな。」
「まぁ、3週間経ったら問答無用で働いてもらうけどね。」
「そうかよ。まぁ、しょうがねぇな。それは。」
「んじゃ、あたしはいくわね。」
「おう。」

今回は、本当にナミに感謝だ。

その時、サンジにはロビンが話してたみたいだ。

「コックさん。」
「なぁに?ロビンちゅわん。」
「今日から、別行動でしょう?」
「はい。」
「それって、コックさんと剣士さんの為に航海士さんとキャプテンで仕組んだらしいわよ。」
「えっ?」
「キャプテンが言ったんですって。」
 

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