long2

□午後三時の憂鬱
1ページ/3ページ


吸血鬼って便利だ。傷はすぐ治るし体力だって並の人間より全然ある。
だけど不便なトコだってある。普通の飯以外に血も吸わなきゃ生きていけないし、強い光は苦手だし。
まあ慣れればどうって事無いことばっかりだ。
だけど周りは俺が吸血鬼だと告げる度に離れていった。好きな子が出来る度に傷付いていた。一時期ぐれていた時もあった。そんな俺を救ってくれたのは、祐助だった。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ