Reborn!

□未来に魅せられて
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今日はいつも一緒にいる2人がいない。


山本は試合に向けて昼練、獄寺君は日直の仕事。


いつもならまだ屋上に居て、たわいもない会話で盛り上がっていただろう。



「……」



教室は静まり返っていた。


教室には俺しか居ない。


外からは生徒の楽しそうな笑い声が、絶え間なく聞こえてくる。


グラウンドでは、聞いたとおり野球部が練習しているようだった。



「山本、頑張ってるなぁ」



ポツリと独り言を呟いた。
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